田崎史郎氏「次の自民総裁」NGの人物 オール野党反発招き→野党側が首相奪取 自民政権喪失の危険性 今は石破首相だから逆に安定と

 政治評論家の田崎史郎氏が17日のテレビ朝日「モーニングショー」に出演。番組では石破茂首相が首相公邸で自民党衆院議員1期生15人を集めて会食した際、土産名目で1人当たり10万円分の商品券を配っていた問題を取り上げた。

 田崎氏は、まず高額医療費制度の方針転換による予算成立の混乱に関しては、予算案が衆院は通過している以上は、成立引き換えで首相が退陣する可能性は「ないと思います」と指摘した。

 また今回の商品券問題が不興を買ったことも手伝って、夏の参院選を不安視する自民党内については「こういう声はありますが、僕は石破降ろしは起きないんじゃないかと思ってます」と語った。

 現在の状況を「少数与党なんです。自民党総裁に選ばれたからと言って、その方が首相指名選挙で新首相になれるかどうかは分からない。なれなかったら自民党は権力を失うんです」と説明。野党が団結して総理候補を1人に絞って対抗してきた場合は、野党側の候補が首相になる状況を指摘した。

 「例えば、自民党の新総裁が、極めて右寄りな人が選ばれたとしますね。そうしたら、野党が結束する可能性がある。そうした場合、自民党が政権を失ってしまう」と語った。

 現在は、自民党総裁が石破氏であることが絶妙なバランスを生んでいるとして「石破政権は、逆に少数与党であることが強みになっている」と指摘した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

主要ニュース

ランキング(芸能)

話題の写真ランキング

写真

リアルタイムランキング

注目トピックス