上方落語協会主催の「第３２回彦八まつり」（５月１７、１８日、大阪・生国魂神社）の開催発表会見が１８日、大阪市内で行われ、タレントの明石家さんま（６９）が特別ゲストとして出演することが発表された。さんまの出演は２００４年以来。

　実行委員長を務める落語家の桂吉弥（５４）によると、笑福亭鶴瓶（７３）の発案で実現。１月中旬に吉弥が鶴瓶に出演を依頼した際、「さんまにも電話したるわ」とその場でオファーし、さんまも快諾したという。

　本来ならこの会見で大々的に発表予定だったが、２月に放送されたＭＢＳラジオ「ヤングタウン土曜日」でさんま自身が“フライング発表”。吉弥は「ヤンタンで絶妙なニュースになった。逆にラッキーやなと思います」と喜んだ。

　さんまは１８日に「さんまのさんま」と題したトークコーナーに出演。落語を披露する予定はないが、前回の出演時に「もし機会があれば次は落語を披露します」と語っており、会見に同席した桂小春團治（６７）も「落語で飛び入りで入ってくれたら本当にありがたい」と語るなど、まさかの落語披露に期待が高まる。