中山優馬 錦織一清の直感に「『優馬、正解だな』って言われたのを覚えています」 舞台「あゝ同期の桜」でタッグ実現

 舞台「あゝ同期の桜」で主演を務める中山優馬(撮影・棚橋慶太)
 錦織一清(左)と笑顔を見せる中山
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 俳優の中山優馬(31)がこのほど、都内で、舞台「あゝ同期の桜」(7月26、27日、大阪・IMPホール、8月13~19日、東京・三越劇場)の取材会を、演出担当の俳優・錦織一清(59)と行った。

 原作は海軍飛行予備学生十四期会による遺稿集「あゝ同期の桜 帰らざる青春手記」。錦織が演出を手がけた舞台は15年が初演で、今年は戦後80年の記念作品として上演される。中山は、第十四期海軍飛行予備学生・諸木文晴を演じる。

 熱望のタッグがようやく実現した。約9年前、錦織は都内の稽古場で、ドラマの役作りで短髪姿だった中山と遭遇し「その時にこれは主人公というか、りりしさを見た。僕はこの作品にあっていると」と直感。中山も「僕の姿を見て、錦織さんが『優馬、正解だな』って言われたのを覚えています」と振り返った。

 演者として出演もする錦織は、舞台上での中山との共演シーンについて「今のストーリーではないです」と前置きしながらも「なんか考えていますよ」と含みを持たせた。東京公演中には終戦の日を迎えるなど、意義深い舞台となるが「保守派やリベラル派というのも関係ない」と錦織。中山も本読みを進める中で「ニッキさんが何をこの作品で大切にしてきたのかは分かってきた気がします。自分を通して出ていったものが届けば良い」。まっすぐな青春群像劇を届ける。

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