２２日に放送されたＮＨＫ総合「３世代が選ぶあの番組」で、同局のＯＢアナウンサーが登場。紅白歌合戦の司会を何度も務めた９２歳のレジェンドアナもスタジオに生出演し、司会の加藤浩次らを驚かせた。

　この日は、ＮＨＫ放送１００年を記念した特別番組を放送。黎明期、全盛期、新時代の３世代にもう一度見たいＮＨＫ番組などのアンケート結果などを紹介した。

　番組冒頭、ＮＨＫのＯＢ、ＯＧ、現役アナウンサーが映し出されたが、その中でも存在感抜群だったのが５６年入局の山川静夫アナだった。

　年齢を聞かれた山川アナは「９２になります」と言い、加藤は「９２？お元気ですごいな」と絶句。するとミッツ・マングローブが「ただお元気なだけじゃないですよ。お立ちになって頂けますか？」と山川アナにリクエスト。山川アナが立ち上がると、腰も曲がらずピシッ。ミッツは「こんな姿勢のいい９２歳、いないですよ」と言い、加藤も「すごいなあ…」と感激していた。

　山川アナは５６年にＮＨＫ入局。「ひるのプレゼント」「ウルトラアイ」など人気番組を担当。紅白歌合戦は白組司会、総合司会を合計１４回務めている。ＮＨＫアーカイブスの公式Ｘでも、「『ウルトラアイ』は山川静夫アナウンサーが体を張って実験に挑戦し奮闘する姿も人気の一つでした」と紹介している。