俳優の岡本圭人（３１）が２４日、東京・新橋演舞場で出演する舞台「反乱のボヤージュ」の取材会に、主演の石黒賢（５９）、脚本・演出の鴻上尚史氏（６６）と出席した。

　学生寮を舞台に大人社会とのはざまで闘う若者たちの葛藤と成長を描く青春群像劇。ダンスシーンがあることが明かされ、岡本は「僕も踊るんですか？」と驚くと、鴻上氏からすかさず「あなたどこの事務所だと思っているの？」とツッコまれ、「すごく久しぶりに踊ります」と予告した。

　新橋演舞場に立つのは初舞台でもある「滝沢演舞城２００７」以来１８年ぶり。岡本は「においは覚えていた。毎日、滝沢（秀明）くんにあいさつに行った楽屋だなとか。『毎日来なくていいよ』って言われたりして。思い出もよみがえってきた」と“原点”をしみじみ振り返った。

　４月１日には３２歳の誕生日を迎える。「いつも（誕生日は）１人で過ごすことが多くて、でも今回は幸い稽古が入っている。これから一緒に旅、舞台を作り上げていく皆さんと一緒に自分の誕生日を迎えられるのは楽しみ」と笑顔を見せた。