虎党芸能人が２８日に開幕戦を迎えるプロ野球・阪神へエールを送る応援企画「ウル虎エール」の第１回。声優で歌手の水樹奈々（４５）が藤川球児新監督（４４）が率いる新チームへ、熱いエールを送った。水樹は２０２５年に歌手デビュー２５周年を迎えた業界のレジェンド。１９日に約２年８カ月ぶりのニューアルバム「ＣＯＮＴＥＭＰＯＲＡＲＹ　ＥＭＯＴＩＯＮ」を発売し、１２月からは全国７カ所全１４公演のライブツアーも予定。阪神にも、自身の活動にも“火の玉ストレート”な思いをぶつける。

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　ぜひとも王者奪還していただきたいという気持ちでいっぱいです。（今年も開幕前から）熱いですよね！

　藤川監督といえば２０２０年まで現役で活躍されていて。だからこそチームの今の空気感というのを選手目線から見えているところがすごく大きいんじゃないかなと思うんです。一緒にプレーされていた皆さんがいる中で総指揮を執られるので、より密にコミュニケーションをとり、選手の状況も細かく分析して組むことができるのではないかなと思います。

　しかも現役時代に２回の優勝を経験されている。さらにメジャーへの挑戦もあって、ものすごく多くの知識と経験も持たれている。藤川監督だからこその采配が見られるのではないかなと思っています。

　（藤川監督の火の玉ストレートは）本当にすごいですよね、何回も動画サイトで見てしまいました。特に（２００６年の）オールスターで、（藤川監督がストレートを）予告する動画が大好きなんです。もう最高ですよね！藤川監督といえば火の玉のストレート。私もストレート一本勝負な人なのでグッときます。

　（期待する選手は）若手の森下（翔太）選手。（２４年開催の）プレミア１２の４番でも活躍されていて、ものすごいエネルギーにあふれている選手なので、きっとこれからすごいことになるのではと。実力はもちろん、そこに経験が加わってくるとチームをより活気づけてくださりそうです。

　若手選手の勢いが出てくると、よりチームが盛り上がるので、若い世代の活躍はすごくいいなって思います。ぜひ頑張っていただきたいです。

　藤川監督のいろいろな経験と知識から、様々なアドバイスがきっと各選手に届けられさらに成長されるんじゃないかなと思っています。

　（歌手である自身も）鍛えてます。私の曲は体力がないと歌えません。普通に歌うだけでも大変な曲が多いのですが、ライブではなるべく皆さんのそばに行って歌いたい。となると走ることが必須になってくる。走って息切れしてると良い歌は届けられない。皆さんの声援に全力で応えられるようにっていう“キャッチボール”をしながらも、体力の限界を超える戦いみたいなところがあります（笑）。なので常に精進の日々です。

　◇水樹奈々（みずき・なな）１９８０年１月２１日生まれ。愛媛県新居浜市出身。９７年にゲームのキャラクターで声優デビュー。「ＮＡＲＵＴＯ」など多くのアニメ作品に出演。２０００年にはシングル「想い」で歌手デビュー。０９年に声優では初めてＮＨＫ紅白歌合戦に出場し、１４年まで６年連続出場を果たした。１１年１２月には東京ドームで、１６年９月には甲子園球場で、いずれも声優では初となるライブを開催。特技は書道。