「第三十八回　吉本新喜劇ＧＭ月例会見」が２８日、大阪市内の吉本興業大阪本社で行われ、吉本新喜劇金の卵１２個目オーディションに合格者した水玉れっぷう隊のケン（５５）が抱負を語った。

　金の卵オーディション合格者１６人（１人欠席）が会見に登場。吉本新喜劇の間寛平ＧＭ（７５）から「ちょっと違う人が入っているんじゃないですか」と突っ込まれると、ケンは「こんにちは。３３年やらせていただいています。水玉れっぷう隊のケンです」と照れながら自己紹介した。

　水玉れっぷう隊は１９９２年にケンとアキでコンビを結成、アイドル的な人気を博した。現在も定期的にライブを開催している。司会を務めた相方で新喜劇座長のアキは「こんな感じで会うのはかなり照れくさいんですけど」と笑みを浮かべた。

　寛平ＧＭから昨年、アキが座長を務める新喜劇の全国ツアーに誘われ、ゲストとして参加。回っているうちに「新喜劇もいいなあ」と思うようになり、オーディションを受けることに決めた。東京から関西に拠点を戻し「すごい不思議な気分。息子、娘と同じくらいの年齢の子らと一緒にオーディションを受けて、みんなと頑張っていかなアカンなあと思いました。死ぬ気で頑張ります」と決意を新たにした。

　新喜劇の舞台でアキとの共演プランもある。「アキが座長になって新喜劇のアキになって、今回、僕が新喜劇のケンになるんですよ。水玉れっぷう隊はちょっと横に置いておく感じなんですけど、水玉れっぷう隊を知ってくれている皆さんが、新喜劇のアキとケンが並んだときにすごく萌えるというか、『これ、水玉れっぷう隊や！』と思ってくれたらうれしいですね」と待ち望んでいた。