デイリー記者“潜入ルポ”大阪・関西万博13日開幕 暑さ対策は急務 一日で回りきれない広大な敷地 みどころ豊富
いよいよ4月13日に「大阪・関西万博」が開幕する。直前の9日、報道陣を対象としたメディアデーが実施され、国内外の約4500人が取材を申請。デイリースポーツでは関西芸能担当記者が一足早く万博会場へ入り、“潜入ルポ”をお届けします。
設定された取材時間は7時間で、締め切りなどを考え、見て回れるのは5時間弱。事前に計画した場所を回った上で、時間があれば各国パビリオンを回るつもりだったが、広大な敷地に翻弄(ほんろう)され、そんな余裕はほとんどなかった。
まず向かったのは会場の中心に位置する「シグネチャーパビリオン」。大阪大学の石黒浩教授がプロデュースした「いのちの未来」を体験した。骨伝導型のイヤホンを装着し、ガイドロボットに導かれて2075年の生活を追体験。もはや夢物語とはいえない、未来のいのちのデザインについて考えさせられた。
次は目玉の一つである「空飛ぶクルマ」だ。スカイドライブの3人乗りと、丸紅の1人乗り機体が公開。残念ながら有人での飛行には至らなかったが、期間中のデモ飛行が計画されている。この日はなんとコックピットへ!内部には複雑な機器があるわけでなく、タブレットと簡易な操縦桿のみであったが、やはりテンションが上がった。
雄々しい実寸大ガンダムなどを横目に到着した中国パビリオンでは、石破茂首相が「なんかよくわからん」と語った月面表土のサンプルも拝見。続いて日本パビリオンの火星の石も、と思ったが、「自由閲覧」に事前申請が必要だったことを失念していた。チケットとは別に予約が必要なパビリオンもありますので、皆さまお気を付けください。
移動していて感じたのが、会場内の通路の広さだ。混雑によるストレスはかなり軽減されるのでは。途中、工費2億円ともいわれたデザイナーズトイレの一つを利用。入口と出口が別れた個室に戸惑いつつも、少し面白かった。
気になる会場内での物価だが、他の観光地と比べて特別高い、という印象は受けなかった。自販機でミネラルウオーターが160円、有名炭酸飲料が200円。食事に関しても、会場内のフードコートでラーメンは1杯1000円前後、かけうどん780円と割高ではあるが、許容範囲内であろう。ロイヤルホールディングスとコカ・コーラが共同出店した「ラウンジ&ダイニング」では世界各国の料理をブッフェ形式で提供するなど、選択の幅も広そうだ。
一方で、暑さ対策は急務。来場者が並ぶ東西の入場ゲート付近には、日光を遮るものはほとんどなく、大屋根リング下の日陰にベンチが多数設置されて休憩できるが、パビリオンや物販による行列は炎天下が予想される。空調設備の見当たらないトイレもあり、自衛策が必要だ。
広大な万博は一日で回りきれるものではないと痛感。巡れた各国のパビリオンは2割にも満たなかった。万博の規模を正直なめていたと反省しつつ、プライベートでの来場を計画しています。
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