元衆院議員でタレントの杉村太蔵が２９日、ＴＢＳ系「サンデー・ジャポン」に出演。コンプライアンス違反を理由に芸能活動休止した国分太一の一連の動きについて言及した。

　日本テレビの福田博之社長は２０日に緊急会見を開き、過去に複数のコンプライアンス違反があったとして、臨時取締役会の承認を経て「鉄腕！ＤＡＳＨ！！」の降板を決めたと発表。詳細についてはプライバシーを理由に明らかにしなかった。国分は芸能活動休止を発表し、これを受けて降板は他局の番組にも及んだ。さらには２５日にはＴＯＫＩＯ解散が電撃発表された。

　急激な一連の流れについて、杉村は「きのうまで大活躍してきたスーパースターが、ある日突然、画面から消えるわけでしょ。間違いなくテレビというか芸能界の大転換点だと思いますね」と驚きを隠さず。「同時に、テレビ出ている同業者としては、ホント何をやったら、日本テレビの取締役が臨時に集まってね。一発アウトの議決してね。全番組降板しなきゃいけない。これホント、何やったんですかって」と首をひねった。

　続けて「一般的には、まず注意があって、そして警告があって、それでも改善しなかったらアウトですよっていうなら分かるけど。一発アウトですからね。しかも刑事事件じゃないと」と疑心暗鬼に。「こうなりますと、こっちも…。これは視聴者の皆さんには悪いですけどね。世間には言う必要ないけどね、我々同業者には、こっそりこういうことがあったっていうことを言ってくれないと、恐ろしくてしょうがないですよ」と戦々恐々していた。

　さらに「ハラスメントではね…。本番前に撮影するのよ。スタッフに思わず『早く！』って言っちゃったの。あれもパワハラかと思うと、ホントきついなと思うんですよね」といらぬ妄想を膨らませていた。