フジ・カンテレ系ドラマ「終幕のロンド」が１３日、スタートした。遺品整理人の鳥飼樹（草彅剛）が、余命３カ月の女性の生前整理に向かうが、その女性の娘が大企業グループの社長の妻・御厨真琴（中村ゆり）。鳥飼と真琴の間に芽生える温かな大人の恋を描く作品だが、嫌み満載の真琴の姑、夫にネットも震えた。

　絵本作家となった真琴は大企業・御厨ホールディングスの御曹司の妻。表向きはラブラブを演出する夫・利人（要潤）だが、完全にビジネスラブラブ。裏では愛情のかけらもなく、子どもを作るつもりも一切ない。

　そんな事情を知らない姑・富美子（小柳ルミ子）は、人を傷つけるワードセンスは天才的で、控え室でも、利人の衣装の世話を焼き「本当はこういうことは嫁がやるんだけどね」とチクリ。「なにしろうちの嫁は作家先生ですからね。人様の為に絵本を作っても、孫に読んであげられるのはいつになるのか」と盛大に嘆いた。

　さらに真琴の母がいまだに清掃員の仕事を辞めていないことに立腹し早く辞めさせるように命令。「御厨の嫁の実家が清掃員だなんて」と言い放つ。

　いちいち嫁をいら立たせるザ・姑という役どころを、小柳が好演。小柳はブログでこの撮影中に愛犬を亡くしたといい「ドラマのストーリーと台詞と、私の実生活が重なり、ルルたんを思い出し、涙なしでは見れない程でした」と振り返っている。

　ネットでも小柳の姑演技に「強烈。あんな姑オババいるよね（小柳さんは悪くありません）」「小柳ルミ子さんの御厨の姑役最高だね」「ルミ子さんもインパクト強すぎて流石でございます」「要潤×小柳ルミ子親子いい味出してる」「小柳ルミ子さん嫌なお姑さんの役ピッタリ過ぎ」「すがすがしいほど小柳ルミ子が典型的な古い姑」「ブラック要潤とブラック小柳ルミ子」など話題を呼んでいた。