ミッツ“妹”峯岸の丸刈りに物申す
タレントのミッツ・マングローブが3日、TBS系「サンデー・ジャポン」に生出演し、「峯子」と呼び、妹のようにかわいがっているAKB48の峯岸みなみの“丸刈り謝罪会見”を「演出」と批判し、「アイドルというエンターテインメントの域を越えている」と苦言を呈した。
「個人的な思いは置いといて」と切り出したミッツは「私が一番違和感があったのは、“謝罪会見”の演出方法なんですよ。やっぱりこれは演出施されていますよね。この衣装(シンプルな白いVネックのセーター)、メーク、照明、灰色の壁…これはちょっと悪趣味だなと」と指摘。峯岸本人も、AKB48の運営側も、本人の意思での丸刈り&ユーチューブ上での謝罪と繰り返し説明したが、そのことに対する違和感を口にした。
また、「演出方法しかり…いろんなものが限度越えてきちゃって、そうなってきちゃうと、アイドルというエンターテインメントの域を越えちゃってる。これ(恋愛)は社会的制裁を受けるものではないのに、社会的制裁の雰囲気を取り入れた方法」とAKBの恋愛禁止の掟(おきて)や、AKBというグループの在り方についても間接的に言及。
「こんなことをしていたら、そのうち、芸能が芸能として成立しなくなりますよね。その危機感を持っています」と物申した。
ミッツは、峯岸とバラエティー番組「ガチガセ」(日本テレビ系)などで共演するほか、プライベートでも食事するなど親交を持っており、丸刈り謝罪を受けて、今月1日には自身のブログで「姉として」と題し、「髪は『女の命』とも言います。彼女が抱えてしまっているであろう罪悪感は、決して罪でも悪でもなく、ごくごく普通の感情の営み故のことです」などとやるせない気持ちをつづっていた。