ＡＫＢ４８の３２枚目シングルの選抜メンバーをファン投票で決める「第５回選抜総選挙」（６月８日開票、神奈川・日産スタジアム）の立候補受け付けが３１日、スタートし、昨年の総選挙２位の渡辺麻友（１９）がＡＫＢメンバー一番乗りで立候補を届け出た。受け付けが設置された東京・秋葉原のＡＫＢ４８劇場に姿を見せ、書類を提出した渡辺は「もちろん１位を目指します」と堂々のセンター宣言をした。届け出は４月７日深夜０時まで受け付ける。

　２６日に１９歳になったばかりのまゆゆが、センター獲りへの強い思いを、自らの行動で示した。ＡＫＢメンバー一番乗りでの立候補届け出。書類を提出し、手を合わせて拝んだまゆゆは「もちろん、１位を目指します！」と、きっぱりと“優子超え”を誓った。

　大勢のファンでごった返す劇場入口に「候補者届出書」を手に姿を見せたまゆゆは、何度も書類を見直し選挙管理委員に提出。「立候補制と聞いた瞬間から出るつもりだった」と明かし、受け付け初日に届け出を提出した理由を「自分に気合を入れるためです」とうなずいた。

　昨年は前年の５位から自己最高の２位に躍進。ステージ上で涙し、「来年はセンターを獲れるような人になりたい。日々成長していけるように努力していきたい」と誓った。受け付け初日での立候補もその決意の表れ。「ＡＫＢメンバーで一番乗りですよ」と選挙管理委員から声をかけられると「そうなんですか」と拍手して喜んでいた。

　なおＯＧを含め、一番乗りで立候補したのはＳＫＥ４８研究生で昨年の総選挙３４位の松村香織（２３）。また、ＯＧでは“お姉さんグループ”・ＳＤＮ４８の野呂佳代（２９）、浦野一美（２７）、佐藤由加理（２４）の３人が立候補を届け出た。ただ、野呂は開票当日に出席できない見込みのため、運営側が対応を協議するという。