研究生の峯岸、総選挙に“出直し出馬”
AKB48の32枚目シングルの選抜メンバーをファン投票で決める「第5回選抜総選挙」(6月8日開票、神奈川・日産スタジアム)の立候補受付が7日、締め切られ、総勢248人の候補者が出そろった。最終日にはグループ総監督の高橋みなみ(22)、卒業を発表している板野友美(21)、男性スキャンダル報道で研究生に降格した峯岸みなみ(20)らが駆け込みで出馬宣言。一方で、秋元才加(24)はグループからの卒業と不出馬を、自身のブログで表明した。
5回目の開催にして、初の立候補制となった選抜総選挙。立候補届提出の最終日に、昨年まで上位が定位置だった有力メンバーも、駆け込みで名乗りを上げた。
7日に千葉・幕張メッセでAKBの握手会が行われたが、会場内に設置された立候補受付に、まずは高橋が朝一番で書類を提出。その後、年内に卒業予定の板野やソロデビューを控える倉持明日香(23)、北原里英(21)、NMB48とAKBチームBを兼任する渡辺美優紀(19)といった面々が、出馬を届け出た。卒業予定日が決まっている河西智美(21)と仁藤萌乃(20)は不出馬となった。
今年1月に報じられた男性スキャンダルで、研究生に降格した峯岸も立候補を宣言。出馬に向けての葛藤をブログで打ち明けて、「賛否両論あると思いますが、みなさんからのどんな意見も聞き入れ、今後自分がどう成長するべきか、その力にしていきたいです」と“出直し”への決意をつづった。
立候補届の提出は3月31日に始まり、最終的に総勢248人が出馬した。AKBでは昨年の総選挙1~3位の大島優子(24)、渡辺麻友(19)、柏木由紀(21)を筆頭に、中心メンバーの多くが立候補。SKE48の松井珠理奈(16)、松井玲奈(21)、NMB48の山本彩(19)、HKT48の指原莉乃(20)といった姉妹グループの人気者も、地方からの下克上を目指し参戦した。
OG枠からは、大堀恵(29)、野呂佳代(29)らに続いてこの日、平嶋夏海(20)が出馬を決めたが、第1、3回総選挙の覇者で動向が注目された前田敦子(21)は立候補せず。初の立候補制という“ドラマ”の中では、秋元の不出馬&卒業がサプライズとなった。