AKB、シングル女性最多!あゆ超えた
アイドルグループ・AKB48がリリースしたシングルの累計売り上げが、女性アーティスト最多枚数となったことが27日、分かった。
31枚目のシングル「さよならクロール」が発売初週で176・3万枚を売り上げ、6月3日付オリコン週間ランキングで初登場首位を記録。累計売り上げが2185・2万枚となり、これまでの女性アーティスト最多だった浜崎あゆみ(34)の2141・6万枚を上回った。
結成から7年半で女性アーティストの頂点に立った。これまでにリリースしたシングルの総売り上げ枚数が、“歌姫”あゆを凌駕(りょうが)。グループ総監督の高橋みなみ(22)は「とても光栄に感じています。常日ごろより応援して下さっているファンの皆様のおかげだと、本当に感謝しています」とコメントした。
シングル作のミリオン達成は、11年の「桜の木になろう」から12作連続13回目。「連続」「通算」ともに女性アーティスト記録を更新中で、男女通じて1位のB’zの持つ「連続13作」「通算15作」の更新も間近。次作は総選挙で選出されたメンバーが歌う作品となるため注目を集めるのは必至で、今夏には「連続ミリオン」で1位に並ぶことが確実だ。
AKBのメジャーデビューシングル「会いたかった」は、週間ランキング最高で12位だった。その後、少しずつ売り上げを伸ばし、09年10月発売の「RIVER」で初めてオリコン週間シングル首位を獲得。グループの勢い同様に売り上げ枚数も伸ばし続け、「さよなら‐」の初週売り上げ176・3万枚はグループ最多記録となった。
右肩上がりで売り上げを伸ばし続ける現状を、所属レコード会社関係者は「常に新しいことを提供し続けることをテーマにやっているので、それが今までAKBを知らなかった人にも受け入れてもらえているのでは」と分析する。メンバーに慢心はなく、高橋は「この記録に恥じないよう、ファンの皆様をもっと元気に、そして勇気づけられるようにこれからも日々努力していきます」と決意も新た。名実ともに国民的アーティストとなったAKBのばく進は、まだまだ続く。