原監督が提案!球宴投票をAKB方式に
巨人の原辰徳監督(54)が7日、球宴の投票方式を“AKB式”にする私案を明かした。今日8日に第5回選抜総選挙の開票を行うアイドルグループ・AKB48は、CDを購入するなどしたファンのみが投票権を手にする。今年の球宴監督を務める指揮官は、球界でも同様の方式を採用することを提言した。
打球音が“ヘビーローテーション”で流れるジャイアンツ球場での全体練習。一塁ベンチに座った原監督が、翌日に迫ったAKB選抜総選挙に言及した。「新聞が1面で書くくらい。世の中の一大行事、風物詩。テレビもやるんでしょ?」
中でも興味を持っているのが総選挙の投票方式だ。毎年恒例の総選挙では、CD購入者、ファンクラブ会員などが投票権を手にし、自分の推しメンを応援する。グループ理念である“ガチ”のファンだけが投票できる仕組みだ。この方式を球宴にも持ち込めないかと原監督は提言する。
「票を持ってる人は何か買わないといけないんでしょ?本来のファンって感じになるのかな。オールスターも、そういうのになると面白いかもね。ファン投票で1番になったら涙するかもな」
現在の球宴投票は、球場などに置かれた投票用紙やインターネット上で誰もが投票可能。窓口が広い半面、組織票を投入することが可能だ。例えば、試合のチケットやグッズの購入者などに投票権を絞れば、1票の重みが増す。選手にとっても、選ばれれば真の“涙サプライズ!”になるだろう。
巨人とAKBはつながりが深い。09年には巨人の応援隊を務め、今季は8月の主催4試合で「AKB48シート」が発売される。人気を“フライングゲット”してきたアイドルからアイデアを借り、新たな試みが実施される日もくるかもしれない。