マー君予想は1位まゆゆ、3位ぱるる

 楽天・田中将大投手(24)が7日、「AKB48第5回選抜総選挙」(8日、横浜・日産スタジアム)の上位を大胆予想した。球界きってのAKB通で知られるマー君は、1位を最有力の大島優子(24)ではなく、渡辺麻友(19)と予想。3位には島崎遥香(19)を挙げるなど、若い世代が台頭してくるとにらんだ。

 日本のエースの本命は、大島ではなく、まゆゆだった。「今回は世代交代が起きると思っています。前回1位の大島さんは2位。速報では指原さんが1位でしたけど、最終的には『まゆゆ』が逆転で前回のリベンジを果たすと思います」。前回覇者の大島が、その座を明け渡すと予想した。

 渡辺、大島だけではない。「3位には『ぱるる』が勢いで食い込んでくるのでは」と、速報では7位だった島崎のジャンプアップを予言。「上位3人は勢いが違いますね」と断言。トップを走り続けてきた大島に、渡辺、島崎の若いエース候補がぶつかる三つどもえの様相を占った。

 もともと、自他共に認めるAKB好きだ。昨年、一昨年と、2年連続で冬に行われている、メンバーによる紅白歌合戦「AKB紅白」も、直接会場まで足を運んで見に行っている。昨季の入場曲には主に「ももいろクローバーZ」の曲を使用していたが、AKB48の「ファースト・ラビット」を使ったこともあった。

 この日は、8日からの巨人戦に向け、神宮でチーム練習。9日に先発予定の田中は、ブルペンで自身の投球を入念にチェックした。自身、自己最多タイの7連勝中で、巨人戦に新記録がかかる。

 「調子?あまり変わってないです」

 巨人とは5月23日(Kスタ宮城)に対戦しており、そのときは9回1失点に抑え、今季初完投勝利を挙げている。巨人打線はマー君対策に闘志を燃やしているが「あまり考えすぎないように」と、静かに語った。

 AKB48に限らず、SKE48、NMB48、HKT48など、地方の妹分ユニットへの知識も深いマー君。「ほかにも若い研究生たちが、どういった順位になるのか注目です」と、全体を見据えて興味を示した。ちなみに前年は松井玲奈を優勝予想し、完敗。マー君のこん身予想、今年の勝敗やいかに…。

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