さっしー、理想はあややさんのような曲

 8日に行われたアイドルグループ・AKB48の「第5回選抜総選挙」で初の1位を勝ち取った指原莉乃(20)が一夜明けた9日、都内で心境を語った。「さっしー下克上」の見出しが躍った本紙を手にした指原は「すごい!(題字の)虎のしっぽがAKB48になってる!」と大興奮。自身がセンターを務める32枚目のシングル(8月21日発売、タイトル未定)について「あやや(松浦亜弥)さんが歌うようなかわいらしい楽曲がいい」と、秋元康総合プロデューサー(55)におねだりした。

 AKBグループの歴史にその名を刻んだ“色物センター”が思い描く“1位記念曲”は、ガチガチの王道アイドルソングだった。32枚目のシングルについて理想の内容を問われた指原は「私、あややさんになりたいんです!」と力を込め、「あややさんがアイドルではすごいと思っているので、あややさんが歌うようなかわいい曲がいい」と目を輝かせた。

 根っからのアイドル好きを自認する指原にとって「モーニング娘。」そして、松浦亜弥(26)は神様のような存在。昨年は「指原莉乃プロデュース 第一回ゆび祭り~アイドル臨時総会~」を松浦の誕生日の6月25日に開催し、自身のソロデビューシングル「それでも好きだよ」のカップリングで松浦の代表曲「Yeah! めっちゃホリディ」をカバーしたほどだ。

 ただ、楽曲を作るのは秋元氏であることから、実現の可能性が低いことを自覚しており「絶対、変な歌だと思う」と苦笑い。「私、何でも楽しいタイプなので、どんな状況でも楽しくできればな」と、どんな楽曲でも受け入れる姿勢を示した。

 「(前夜は)究極に疲れていて、(深夜)1時くらいに帰ってすぐに寝ました」と告白した指原。この日は午前9時にスタジオ入りして雑誌などの撮影を行った後、テレビ番組の収録に臨み、深夜にはフジテレビの生放送番組「AKB映像センター」に出演した。一躍“時の人”となった新センターは、休む暇のないスケジュールを精力的にこなした。

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