峯岸みなみ「カツラを外した理由」とは
8日に行われた総選挙でカツラを外して登場、話題を呼んだAKB48の研究生・峯岸みなみが10日、公式ブログで「カツラを外した理由」を改めて述べた。
今年1月、恋愛スキャンダルを起こした謝罪として頭を丸めた峯岸、謝罪会見以後、イベントなどではカツラを使用してきた。
総選挙のステージで初めてベリーショートと呼べる長さまで戻った地毛を見せ、この日のために養毛剤や栄養剤などの助けを借りたことも明かした上で「おかげさまで髪の毛もこれぐらい伸びてきました。伸びた髪の毛の分、私は少しずつ成長していると思っています」と胸を張った。
そんなありのままの自分を見せることは、峯岸にとって勇気のいることだった。ショートヘアに包んだ決意を、ブログですべて明かした。
「私にとって今年の総選挙は例年とは全く異なる、たくさんの気持ちが渦を巻く大変に大きいイベントとなりました」。そんな総選挙に立候補、当日を迎えようとするとき、心に決めた。
「総選挙ではウイッグを外したいと、自分から言いました。今まではAKB48として、アイドルとして、バランスや調和を考えてウイッグをしていましたが、総選挙の場は個人としての戦いの場であり、気持ちを伝える場所だと思ったから、もし壇上で思いを言えるのであれば、あえてありのままの姿で自分の気持ちを伝えられたらいいなと考えていました。恥ずかしい気持ちも、格好悪さも、女の子としての複雑な気持ちも全部さらけだそうと、そう決めました」
そんな峯岸、結果は前回の14位から18位へと順位を落としたが、38985票の支持を得た。「想像を越えるありがたく素適な順位でした。本当にたくさんの愛を感じています。きっと、私が心配をかけた分、今年はと思い力を注いでくれた方もいたと思います。投票してくれたひとりひとりの思いを想像するだけで胸が熱くなります」と今、峯岸はカツラを外してステージに立ったことを心からよかったと思っている。