富士山PRもお任せ AKB梅田&野中
アイドルグループ・AKB48の梅田彩佳(24)と野中美郷(22)が28日、世界文化遺産への登録が決まった富士山のおひざもと、静岡県富士宮市の1日観光大使を務めた。
22日の登録決定後、富士山への関心が国内外で大きくなる中、2人は山麓の名所をめぐり、“玄関口”となる同市と富士山をPRした。7月18日にフジテレビONEの番組「AKB観光大使」(後10・00)で放送される。
今、もっとも世界の注目を集める富士山のふもとで、国民的アイドルグループの2人が、PR活動に奔走した。あいにく富士山は雲に隠れてしまったものの、活動を終えた梅田は「(富士山は)旬だなと思いました。私も旬に乗っかりたいと思いました」と目を輝かせた。
富士宮市は、富士山の西南麓に広がる。世界文化遺産への登録が決まり、来月1日には山開きを迎える。“玄関口”としての同市を国内外に発信していく担い手として、日本中の注目を集めるAKBメンバーに白羽の矢が立った。登録決定後、富士山に関係する自治体で観光大使を務めるのは2人が初めてとなる。
この日は富士宮市役所で須藤秀忠市長にあいさつし、市内巡りを開始。パラグライダーや牛の乳搾り、ます釣りにも挑戦した。梅田は「物心ついてからは初めての体験ですけど、生々しかったですよね」と言いながらも、「いっぱい出たね~」と大興奮。富士宮市の“代名詞”「富士宮やきそば」も最後に食し、同市の魅力を堪能した。
梅田はパワースポットとしての富士山にも期待した。今年の総選挙は19位。「悔しいと思いましたけど、富士山を見てパワーをもらった。これを生かさないと」と力こぶ。過去の19位は今年1位に輝いた指原莉乃(20)や松井珠理奈(16)、渡辺美優紀(19)、横山由依(19)と飛躍を遂げたメンバーばかり。縁起のいい順位と“世界遺産”のパワーで、来年の巻き返しを誓っていた。