AKB、指原莉乃でも初日ミリオン
6月に開催されたAKB48の「第5回選抜総選挙」で1位となったHKT48・指原莉乃(20)がセンターを務める、AKB48の32枚目のシングル「恋するフォーチュンクッキー」の発売初日売り上げが、ミリオン(100万枚)を突破したことが21日、分かった。
20日付オリコンデイリーシングルランキングで初登場1位となり、売り上げは109・6万枚を記録。AKBの発売初日ミリオンは、2作連続で通算5作目となった。
栄えあるセンターポジションが、“色物キャラ”の指原に変わっても、AKBのシングルCDの爆発的な売り上げは不変だった。
新曲「恋するフォーチュンクッキー」の初日売り上げが109・6万枚をマーク。初日売り上げとしては、自分たちの「さよならクロール」(145・1万枚)、「真夏のSounds good!」(117・1万枚)に次ぐ歴代3位の高セールスで、いきなりのミリオン達成となった。
あまたいるアーティストの中で、初日ミリオンの偉業を成し遂げたのは後にも先にもAKBのみ。初日ミリオンは、「フライングゲット」(11年8月)、「風は吹いている」(11年10月)、「真夏の‐」(12年5月)、「さよなら‐」(13年5月)でも記録しており、2作連続通算5作目となる金字塔だ。
指原は6月8日の総選挙で1位となった直後の会見で「AKB48には守っていかなきゃいけない(ミリオンセールスの)記録がある。途絶えさせたら最悪なので、その記録は保持したい」とCD売り上げを意識した抱負を掲げていた。その言葉通りに、“国民的アイドルグループの顔”としてセンターの重責を見事果たしてみせた。