じゃんけん女王・珠理奈が天下取り宣言
18日に行われたAKB48の34枚目シングル(12月11日発売)の選抜メンバーを決める「第4回じゃんけん大会」を制した松井珠理奈(16)が19日、都内でV一夜明け取材に応じ、選抜総選挙との“2冠”に意欲を示した。自身の優勝を報じた本紙を手に笑顔の珠理奈は、「(総選挙でも)天下を取りたいですね」ときっぱり。前人未到の“W戴冠”を見据えた16歳は、“真のエース”への思いを強くした。
7連勝で頂点へと駆け上がった新女王の目は、早くも次の目標へと向けられた。名古屋・栄が本拠のSKEメンバーだけに、尾張の武将・織田信長にならい「天下を取りたいですね」と総選挙での天下布武を宣言した。
じゃんけん大会と総選挙の両方を制したメンバーは1人もいない。例年6月開催の総選挙で、今年は自己最高の6位。「ここまで来たら(来年は)ベスト3に入りたいっていう気持ちがあって」と話しながらも目標を上方修正。「『珠理奈のセンターで良かったな』って思ってもらえる人が1人でも多くいたらうれしい。それが選挙の結果にもつながると思うので、頑張らなきゃなって思います」。優勝の勢いを総選挙につなげることを誓った。
昨夜は「本当に信じられなくて、もし寝て起きて夢だったらどうしようかと思いながら寝ました」と明かし、「(朝になって)新聞を見て現実だと思えました」としみじみ。一昨年の女王で、姉のように慕う篠田麻里子(27)からは「おめでとう。私のパワーのおかげだね」とメールが来たといい「本当にそうだと思う」と感謝した。
陣容フレッシュ 初選抜が10人というフレッシュな陣容を引っ張る。「みんな『ついていきます』って言ってくれて…。みんなすごく緊張すると思うけど、みんなで乗り越えていきたい」と意気込み、現在の心境を「あっ1位獲っちゃった。愛知だけに」と得意のダジャレで表現。これからのAKBグループを背負っていく16歳は、どこまでも前向きだった。