AKB金の卵「人生変えたい」
AKB48グループのドラフト会議が10日、東京・グランドプリンスホテル新高輪で行われる。運命の日を翌日に控えた9日、指名候補者29人は都内のスタジオで最後のレッスンを行い、指名直前に披露するパフォーマンスを最終チェックし、本番に備えた。また、HKT48チームHのキャプテン・穴井千尋(17)は都内で行われたイベント終了後、ドラフト戦略について語った。
初レッスンから1カ月あまり。“金の卵”29人に、もうひ弱さはなかった。2時間にわたる最後のレッスン。リズム良くステップを踏み、堂々としたダンスを披露した。
当初、「学芸会レベル」と厳しい言葉を浴びせた講師も成長ぶりにうなずいた。指名されれば即戦力として期待される。「明日は残酷なくらい結果が出ます。胸を張って自分を出して下さい」と激励を送った。
候補者たちは緊張の面持ちでスタジオを後にし、最年長20歳の惣田紗莉渚はブログで「人生変えたい!どんな結果でも、どんどん進化していきたい」と覚悟を決めた。
会議には1チームにつきキャプテン(SKE48はリーダー)とチーム付きマネジャー、メンバー数人が参加。AKB48のチームAから始まりHKT48チームHまで10チームが順番に指名していく。指名が重複した場合は抽選で交渉権獲得チームを決める。候補者には拒否権があり、交渉期間は今年の12月末まで。交渉がまとまり次第、ドラフトメンバーとして活動を開始する。指名開始はプロ野球と同じ午後5時から。29人から何人が選ばれるのか、注目が集まる。