卒業発表の優子「驚かせてスミマセン」
大みそかの「第64回NHK紅白歌合戦」で、AKB48からの卒業をサプライズで発表した大島優子(25)が1日、東京・秋葉原のAKB48劇場で元日公演に登場した。ホームのファンに「驚かせてしまってスミマセン」とあらためて決断を報告。また2日までに、メンバーや卒業生の前田敦子(22)らはツイッターなどで、大島への惜別や激励の思いをつづった。
2日から短期間の正月休みに入った大島だが、大みそかの衝撃発表から一夜明けた元日には、ホームグラウンドに立った。
高橋みなみ(22)や小嶋陽菜(25)ら選抜常連メンバー16人でステージに上がると、「きのうは急な発表をしてしまい、驚かせてしまってスミマセン。1秒1秒を目のフィルターのシャッターを切りながら、感謝の気持ちをもって過ごしていきたいと思います」と深々一礼。卒業時期は未定ながら、時間に限りのあるAKBでの青春に、全力を注ぐことをファン250人に直接約束した。
年末の激務の疲れを感じさせることなく、大島はキレのある動きで「恋するフォーチュンクッキー」など3曲をパフォーマンス。新春らしく書き初めで「馬乗り NORINORI 調子のり」と今年の抱負を掲げ、なぜか外国人のような口調で読み上げて笑いを誘った。
2月26日に35枚目のシングルとなる新曲を発売することも発表されたが、大島が加わるかなどの詳細は明かされなかった。
エースの卒業宣言に、メンバーはツイッターなどで続々と反応した。HKT48・指原莉乃(21)は「ゆうこちゃんは私たちにとって、精神的な支柱でした。だらだらしたグループになっちゃうんじゃないかって、少し不安です」と素直な気持ちを吐露。卒業生の前田は「優ちゃんひとまずお疲れ様。」という短い言葉で、センターの重圧を共有した仲間として大島をねぎらった。