HKT指原、大分で“凱旋コンサート”

 AKB48の姉妹グループで、福岡・博多を拠点とするHKT48が11日、大分市のiichikoグランシアタで、初の単独ツアーの初日を迎えた。大分出身の指原莉乃(21)にとっては、AKB時代も含め初めての地元凱旋コンサート。アイドルを目指していた幼少時代を過ごした故郷で、ファンからの大声援を浴び、感極まって涙をこぼした。

 両親、祖父母も見守った初の凱旋ステージに、涙をこらえることができなかった。会場は、アイドルにあこがれた10歳のとき、人生初のコンサートとして後藤真希(28)のソロ公演を見た、思い出の場所。国民的人気者に成長した姿を地元で披露した指原は、「大分で生まれ、大分で育ったことを誇りに思います」と感慨に浸り、瞳を光らせた。

 九州7県におでかけするHKT初の単独ツアー。48グループにとっても初めての大分公演で幕を開けたが、随所にさしこカラーが盛り込まれた。

 オープニングでは高所恐怖症の指原が、高さ12メートルの空中ブランコに乗って登場し、モーニング娘。の代表曲「ザ☆ピ~ス!」を本家を模した衣装で熱唱した。48グループが他のアイドルグループの曲をコンサートでカバーするのは初の試みで、ステージ構成に携わった指原は「私の(モー娘ら)ハロプロ好きが大前提にありますが、アッと驚かせたくて」と狙いを説明。

 おらが町の生んだヒロインが率いるパフォーマンスに、ファン2000人は大熱狂で、激励に訪れた釘宮磐大分市長も「(来場ファンで)列車が混んでるとメールがきました。すごい影響力」と驚きの声をあげた。故郷に錦を飾った指原は、「また絶対に帰ってきたいと思います」と“大分の星”として胸を張って約束していた。

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