優子“プレ卒業式”で新AKB見届けた

 人気アイドルグループのAKB48が29日、東京・国立競技場で単独ライブを行った。史上6組目の国立ライブに、卒業を控える大島優子(25)は大興奮。36枚目シングルとなる新曲「ラブラドール・レトリバー」(5月21日発売)が初披露されたが、大島はステージ上で仲間の歌声に聞き入った。30日にも同会場でコンサートが開催され、大島の卒業セレモニーが予定されている。

 巨大なテディベアが寝転がり、オモチャ箱をひっくり返したような聖地・国立のステージで7万人を前に、国民的アイドル集団がはじけた。グループ総監督の高橋みなみ(22)は史上6組目の“国立アーティスト”として、「改修工事で56年の歴史に幕を閉じますが、歴史の一部にAKB48を刻んでいただけるのがうれしいです」と胸を張った。

 約1年ぶりの単独ライブ。出演メンバー105人の先陣を切って登場した大島は、「暴れるぞー!!」と第一声。30日がラストコンサートとなるが、まずは“プレ卒業式”でファンを魅了した。高さ25メートルのフライングで、アクロバティックなパフォーマンスを繰り出す一方、「泣きながら微笑んで」ではしっとり独唱。代名詞というべき「ヘビーローテーション」の歌唱中には花火が打ち上がり、「ありがとー!!」と絶叫し、感謝の気持ちを客席に伝えた。

 アンコールでは、新曲「ラブラドール・レトリバー」が初披露された。卒業に伴い選抜メンバーに入らなかった大島は、「どんな感じですか!?」と興味津々。ステージ上のソファに座り手拍子を送りながら、お披露目を見守った。

 注目されたセンターポジションを任されたのは、「So long!」(13年2月発売)以来、2度目の単独センターとなる渡辺麻友(20)。次世代の筆頭株は、史上最多タイとなる、36人の選抜メンバーの中央で、夏色ソングのメロディーに軽快に乗って、去りゆくエースのまぶたに“AKBの未来”を焼き付けた。

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