川栄&入山退院「もう大丈夫です」

 25日に岩手県で行われた握手会で襲われ負傷したAKB48の川栄李奈(19)と入山杏奈(18)が26日、入院していた盛岡市の岩手県高度救命救急センターを退院した。2人は骨折しギプスをしている手をタオルで隠し、報道陣に「もう大丈夫です」と一礼。新幹線で東京へと帰った。AKB48劇場の湯浅洋支配人(51)によると、今後、東京の病院で診察を受け、問題がなければ当面は自宅で静養させる方針という。

 惨劇から一夜明けた26日午後6時半過ぎ、川栄と入山の2人が退院した。当初は27日以降の退院を予定していたが、無事に東京へ帰れるまでに体調が良化したことでスケジュールを早めた。

 2人ともに帽子を目深にかぶり、川栄はマスクをしていた。前日の負傷で川栄は右手親指を骨折し、裂傷を負った。入山も裂傷と右手小指を骨折。2人は骨折箇所のギプスを隠すように、両腕にタオルをかけて登場した。

 病院前に詰めかけた約50人の報道陣に向かい、入山は「ご心配をおかけしました。もう東京に帰ります。もう大丈夫です」と頭を下げた。続けて、川栄も「ありがとうございました。ご心配をおかけしました。もう大丈夫です」と、はっきりした口調で話した。表情は硬かったが、時折、気丈に微笑してみせた。

 付き添っていたAKB劇場・湯浅支配人によると、3時間に及ぶ緊急手術を行った前夜から2人は別々の部屋で安静にしていた。互いを「どうですか?」と心配していたという。食欲はないが「ちゃんと食べます」と体力の回復に努め、テレビを見る精神的余裕は戻っていたという。

 湯浅支配人は2人の退院後、ファンとの交流サイト「Google+」を更新。「2人とも冗談を言いながら、笑っています。本当にほっとしています 涙」とつづった。

 今後は2人のけがの様子を見ながら自宅静養させる。復帰は回復を見ながら決めるという。

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