たかみな 事件後初の公の場…再起誓う

 AKB48の高橋みなみ(23)が29日、都内で、「AKB48選抜総選挙ミュージアム」(30日~6月15日)の内覧会に登場した。握手会でのメンバー切りつけ事件後、初の公の場となった高橋は「少しずつですが、前を向いて歩いていけるよう頑張っていきます」と決意表明。一方、被害に遭った川栄李奈(19)、入山杏奈(18)と同じレーンで握手会に参加していた高城亜樹(22)らは、ブログで“心の傷”を打ち明けた。              

 陰惨な事件が起きた25日の握手会に、高橋も参加していた。ステージ脇に警備員2人が待機する中、冒頭あいさつで「川栄、あんにん(入山)、スタッフさん、3人の1日も早い回復を心から祈ってます」と、まずは傷ついた仲間の身を案じた。

 28日に更新した交流サイト「Google+」で、「私は絶対に負けたくない」と許されざる犯行に怒りをあらわにした高橋。強い思いを込めた前日のメッセージに続いて、「AKB48グループとして少しずつですが、前を向いて歩いていけるよう頑張っていきます」と再起の言葉をつむいだ。

 また、事件発生時に川栄、入山と同じ列で握手会に参加していた高城がこの日、ブログを更新し、「襲いかかってくる光景は忘れたくても忘れられず、ふとした瞬間にフラッシュバックします」と苦悩を告白。同じく犯行を目撃した倉持明日香(24)も、この日までに「たくさんの人前に立つのが怖くなるときがあります。でも負けない。AKBの歴史を壊されてたまるか」と胸中を吐露した。

 AKB運営サイドは事件当日から、ショッキングな出来事に不安を抱えるメンバーのメンタルチェックなどを、精神科医に依頼。PTSD(心的外傷後ストレス障害)などを防ぐためにも、専門家にいつでも相談できる環境を整備した。ファンとの交流再開へ向け、イベント会場の警備強化もさることながら、メンバーの心のケアが最重要課題となる。

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