みるきー 下克上を目指す虎へ“金言”
17日に行われたAKB48の「第5回じゃんけん大会」で初優勝したNMB48とSKE48を兼任する渡辺美優紀(20)が、歓喜から一夜明けた18日、都内で取材に応じた。虎柄ファッションでトーナメントを勝ち抜いたじゃんけん女王は、クライマックスシリーズ(CS)のトーナメント戦で下克上を目指す阪神へ、“金言”をささげた。
アイドル界と球界での、虎のダブル勝利を伝えた18日のデイリースポーツに、ナニワの強運ガールが目を細めた。「まだ実感がわいてこないし、自分が新聞に載ってるのは幻を見てるようです」と夢心地ながら、紙面に躍った「みるきーV」と「鳥谷V打」の見出しに「鳥谷さんと(紙面の)“2ショット”ですね」と声を弾ませた。
負けたら終わりのトーナメントで渡辺は、予備戦から計9連勝を飾って頂点を極めた。阪神もCSでトーナメントを勝ち抜き、逆転日本一をかなえるためには負けられない戦いが続く。「トーナメントに勝つ秘けつは、自分の今までの全てを信じて、自信を持って挑むこと!!」。経験則をもとに、“トーナメント必勝法”を猛虎に授けた。
和田阪神の推しメンには藤浪晋太郎投手(20)を挙げて、「同世代でエースっぽい藤浪さんには、親近感があります。ぜひ一緒に関西を盛り上げましょう!!」と共闘を呼びかけた。また、奈良県出身で同郷の関本賢太郎内野手(36)にもラブコール。「機会があればサインを下さい。奈良ーズ対談をしましょう」と『じゃんけんの女王』と『代打の神様』のコラボを提案した。
17日の大会後は、秋元康総合プロデューサー(56)らとお祝いの食事をして、深夜1時から3時までラジオ「オールナイトニッポン」に生出演。18日も朝9時から仕事をこなすハードスケジュールとなったが、「ちゃぷちゃぷ(入浴)する時間はありました」。21歳の誕生日を迎える19日には、地元奈良でNMBコンサートに出演して故郷に錦を飾る。