「第７回ＡＫＢ４８選抜総選挙」が６月６日に福岡ヤフオクドームで開催されることが発表された。中国などアジアからの旅行客で利用客が急増中の福岡市内のホテルでは、総選挙決定により早くもホテル争奪戦が繰り広げられるなど、大きな反響を呼んでいる。

　総選挙は過去２年間は味の素スタジアム、日産スタジアムと屋外開催だったが、昨年は土砂降りの雨に。主催者は天候や近隣への騒音問題の懸念から、今年は室内での実施を検討。５万人規模の観客を収容できる会場として、スケジュールともに合致したのがヤフオクドームだった。首都圏以外＆ドームでの開催は史上初めてとなる。

　福岡といえばＨＫＴ４８のお膝元。６日の会場発表直後から、昨年、ＡＫＢの渡辺麻友に連覇を阻まれ２位となったＨＫＴの指原莉乃にとって、“追い風”になるのでは、との見方も広がっている。

　初の福岡開催について、ネット上では指原を信頼する総合プロデューサー・秋元康氏の意向を受けたものでは？などの憶測が飛び交うなか、秋元氏は２０日夜、トークライブアプリ「７５５」で疑念を払拭した。

　「何故、福岡で選抜総選挙を開催するとなったのですか？？」というファンからの質問に、「運営スタッフの説明では、天候に左右されないことと、２１時過ぎても音が出せること、収容人数の問題ということでした。」と自らの言葉で説明。それ以上の“思惑”がないことを改めて訴えた。