AKBドラフト ぱるる強運を発揮
AKB48グループの「第2回 ドラフト会議」が10日、東京・有明コロシアムで開催された。
10月に誕生するNGT48を含む、5グループ13チームが参加。AKB48チームAの島崎遥香(21)が強運を発揮し、1巡目で3チームが競合した樋渡結依(15)を引き当てた。
同じく“ドラ1”で3チーム競合の水野愛理(12)は、SKE48・チームK2が交渉権を獲得。47人の候補生から24人が指名された。
ドラフトの醍醐味であるくじ引きで、3代目じゃんけん大会女王が、またまた強運を発揮した。
2013年11月開催の前回も、5チーム競合の当たりくじを引いた島崎。今回は所属するチームAが1巡目指名した樋渡を、NMBのチームNとB2も狙い、3チームが重複した。前回1巡目の当たりを引いた山本彩(21)、渡辺美優紀(21)のナニワ2トップとともに、運命のくじ引き台へ。右手で見事に当たりくじをたぐり寄せて、“エース対決”を制した。
島崎は誇らしげにくじを掲げ、何度もジャンプ。インタビューのために待ち受けていた、司会のフットボールアワー・後藤輝基(40)を塩対応でスルーすると、円卓で待つチームメイトのもとに駆け寄った。
あらためてマイクを向けられると、「(前回のドラフトで川本)紗矢を引いたので、『ぱるるならいける』とみんなからの圧力があって、無理だと思ったけど、今年も頑張ろうと引いて良かったです。プレッシャー!!」と珍しくハイテンションだった。樋渡はもともと島崎が推しメンとあって、相思相愛で夢がかない、「早くファンとメンバーさんに認められるよう頑張ります」と抱負を掲げた。
候補生47人のうち24人が指名され、研究生としてのチーム入りの権利を得た。AKB10周年に加わる“新鮮力”を、グループ総監督の高橋みなみ(24)は「自分たちが責任を持って育てる自覚を持って、選ばせていただきました」と迎え入れていた。