新潟を拠点に１０月に発足するＡＫＢ４８の新姉妹グループ・ＮＧＴ４８の本拠劇場所在地発表が２４日、新潟市内で行われ、ＡＫＢから移籍してキャプテンを務める北原里英（２３）らが出席した。公開会見にはファン１１００人が集結。ＮＧＴとして公の場に初お目見えし、地元っ子の熱烈歓迎に「本日からよろしくお願い致します！！新潟の地域の皆さんに愛されるグループにしたい」と“決意の産声”を上げた。

　おらが町の新ヒロインへの期待をヒシヒシ肌で感じた。ＮＧＴとして臨んだ初めての会見。ファンら１１００人の熱視線を浴びた北原は「皆さんがＮＧＴの新しい劇場に興味を持ってくれてると思うと楽しみ」とチャームポイントの、ぽってり唇から白い歯がこぼれた。

　劇場は、繁華街である新潟市中央区万代地区の商業施設「ラブラ２」にオープンすることが決定。ＪＲ新潟駅から徒歩１５分の、市民には買い物スポットとしておなじみの場所とあって、「（ファッションブランドの）Ｈ＆Ｍもあるようなので、オシャレなグループになっちゃうんじゃないかとワクワクしております」と声を弾ませた。

　１０日のドラフト会議でＮＧＴから指名された西潟茉莉奈（１９）、荻野由佳（１６）も同席し、グループ加入も正式決定した。キャプテンとして若手育成にも取り組む北原は、博多のＨＫＴ４８を全国区へ押し上げた指原莉乃（２２）のリーダーシップを評価。「指原は『この子はこれが得意』と見つけるのが上手。私もそれぞれの個性を見つけてあげて、全員に光が当たるグループにしたいな」と“活動方針”を掲げた。

　１８日に募集が締め切られたＮＧＴ第１期生オーディションには、５８５０通（新潟県内からは１３５１通）の応募があったことも明かされた。８月までには１期生メンバー（２０～２５人程度）を決め、１０月１日に劇場オープン予定。会見場にはＮＨＫを含む地元テレビ全５局が集まり、地元紙が号外を発行するなど、早くもＮＧＴフィーバーに沸いていた。