高橋みなみスピーチ全文【上】 一番に…
「第7回AKB総選挙」(6日、福岡・ヤフオク!ドーム)
年内でのグループ卒業を発表しているAKB48の高橋みなみ(24)は、最後となる総選挙で過去最高となる4位にランクインした。
【以下、スピーチ全文を上中下で掲載する】
皆さん、本当にありがとうございました。私がAKBに入ってから今年で10年がたちます。7回目の総選挙、最後の総選挙でした。1期生として入ってきて、たくさんのメンバーの卒業を見送ってきました。いろんな葛藤、いろんな思いがありました。
そして私は、入って1年ぐらいなる時にあることに気づきました。私はこのグループでは1番になれないということです。同期には前田敦子がいました。次の期に大島優子がいました。みんなすごくて、カリスマ性があって、絶対的人気があって、私は歌手になりたくて、芸能界を目指しました。たくさんオーディションに落ちました。そして、受かったのがAKB48でした。
歌手になりたいけど、アイドルになりました。かわいいとか、アイドルとか全然分からなくて、どうすれば人気が出るのかも分からなくて…でも、このグループがすごく好きになったから、すごく頑張りたいなと思って、気づいたらキャプテンになって、総監督になってました。
そして総選挙があって、私なんかが「1位になりたい」なんて言っちゃいけないと思いました。グループが好きだからこそ、グループの先を見ました。この人がセンターになった方がいいな。この人が次1位になったらいいんじゃないか。自分のことなんて、どうでもよかったんです。