まゆゆ“戦友”の決断「背中押す」
SKE48の松井玲奈(23)が11日未明、ニッポン放送「AKB48のオールナイトニッポン」に生出演し、8月末にグループを卒業することを正式発表した。「次のステップに進まなきゃいけない」と今後の進路に女優業を挙げた。AKB48の渡辺麻友(21)はこの日夜、都内でソロシングル「出逢いの続き」の発売記念イベントを行い、「背中を押してあげたい」とエールを送った。また、その他、主要メンバーたちもツイッターで惜別の思いを明かした。
戦友の決断を渡辺は正面から受け止めた。玲奈とは、09年発売のAKB48の11枚目のシングル「10年桜」から最新曲「僕たちは戦わない」まで、選抜メンバーとして22作で共演。2歳年上の後輩へ「びっくりしました」と驚きながらも、「役者の道に進みたいと意志を掲げての前向きな卒業なので背中を押したいです」と変わらぬサポートを誓った。
自身は6日に開催された第7回選抜総選挙で3位。連覇はかなわなかったが、中心メンバーとしての存在感を発揮した。「今は悔しさもあるんですけど、すっきりした気持ち。来年(の総選挙出馬は)どうしよっかなって感じです」と晴れ晴れとした表情。自身の卒業にも言及し、「私もずっと(AKBに)いられるわけじゃない。いずれ卒業が来ると視野に入れて、考えてはいますかね」とアイドルとしての1日1日をかみ締めていた。
ほかのAKBグループメンバーも玲奈へ惜別の言葉を送った。舞台「マジすか学園」でW主演を務めた次期総監督の横山由依(22)は「れなさんのお芝居への強い思いを近くで感じました」と振り返った。玲奈と親しい北原里英(23)は「れなひょん、卒業おめでとう。きっとこの先玲奈ちゃんの活躍を見て、悔しかったり羨ましかったり思うのだろーなー」とつづった。
同じSKEのメンバーでもある宮澤佐江(24)は「8月いっぱいまで…まだ時間は…ある!!!玲奈から学べること、たくさんあるから吸収しなくちゃ」と残り時間を大切にするつもりだ。