ＡＫＢ４８グループが２７日、横浜スタジアムで、ライブイベント「第１回東西対抗歌合戦」を行った。夜に高橋みなみ（２４）の卒業コンサートを控えての昼公演。幕開けは、同球場が本拠地のプロ野球・横浜ベイスターズ（当時）の元投手、佐々木主浩氏（４８）の始球式が飾った。

　バッターボックスには「人生初の野球」だという渡辺麻友（２２）。スーツにネクタイ姿の佐々木氏は、捕手を務めたアンタッチャブル・山崎弘也（４０）が構えたミット目掛けて投げ込むも、打者・渡辺の頭を大きく越える大暴投に。客席からの「もう１回」コールに応えての２球目は、インサイドのボール球となったが、渡辺のバットは空を切った。

　空振りに終わった渡辺だが、“ハマの大魔神”との対戦を「すごい気持ちいいですね。ボールが速くて」と堪能。現役時代からほど遠い投球となった佐々木氏は、「当てちゃいけないから、背より高いとこに投げようと…申し訳ない」とばつが悪そうだった。