AKBが球児応援!熱闘甲子園テーマ曲
AKB48が、テレビ朝日系の人気番組「熱闘甲子園」のテーマソングを担当することが22日までに、分かった。「高校野球選抜」16人による新曲「光と影の日々」が、「夏の高校野球応援ソング」として「熱闘-」をはじめ、第98回全国高校野球選手権大会の関連番組で使用される。このほど16人が都内で会見し、Wセンターを務めるNMB48の山本彩(22)とグループ総監督でAKB48の横山由依(23)らが意気込みを語った。
総合プロデューサーで同曲を作詞した秋元康氏(58)はかねて、「高校球児とAKB48は似ている」と例えてきた。その心は「夢は1日にして成らず」。汗と涙、仲間とライバル、試合(ステージ)での輝き-。制作サイドは「彼女たちの姿が、まさに高校球児と相重なった」と起用理由を説明。秋元氏も「夢をつかみたいと思ったら、汗をかくしかない。“あきらめないことの大切さ”を伝えたい」とAKBにも通じる思いを歌詞に込めた。
Wセンターは、京都出身の横山、大阪出身の山本という関西にゆかりのある2人が務める。共に2006年の甲子園決勝での早実・斎藤佑樹(現・日本ハム)と駒大苫小牧・田中将大(現・米ヤンキース)の球史に残る投げ合いを見て以来の高校野球ファンという。
PR用映像のため甲子園のマウンドにも立った山本は「中学生のときから毎年、夏は甲子園に行くくらい好き。本当に誇らしい」と感慨深げ。高校野球の魅力を「最後までどうなるか分からない。あきらめずにやることが、こんなに大事なことなんだと教えてくれる」と目を輝かせた。
“AKB姉妹”には全国に5つのグループが存在。18日の選抜総選挙で連覇を達成したHKT48の指原莉乃(23)は「地元に優勝を持って帰る、故郷に錦を飾るんだという気持ちは特別なもの。総選挙に似ている部分があると思う」と、福岡に女王の座を届けた心境を球児たちに重ねた。
「振り向くな 光は前にある-」という歌詞への共感を語ったAKBの16人が、球児たちの熱い夏を応援する。