読テレ川田アナ ミヤネ屋卒業&フリーへ
読売テレビの川田裕美アナウンサー(31)が12日、3月末で同局を退社しフリー転向することを明らかにした。大阪市内で会見し、司会アシスタントを務める日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜、後1・55)を2月限りで卒業し、4月から東京拠点でフリー活動すると発表。同席した司会の宮根誠司(51)は門出を祝福しつつも、4月にフジテレビがスタートする大型裏番組への“移籍”を爆笑けん制した。後任は同局の林マオアナ(30)が務める。
川田アナは11年4月に同番組の2代目アシスタントに就任し、約4年間、宮根とコンビを組んできた。
この日、同番組の3月リニューアル発表が行われた席で、川田アナは「私事で恐縮ですがこの春で読売テレビを離れます。残念ながら寿退社ではありませんが、新しいステージで自分を試したいです」と番組卒業と併せて、フリー転身を発表した。
「えっ!?辞めんの!」と驚いてみせたフリー転身の先輩である宮根は、実は約2年前から相談を受けていたそうで「彼女の意志は固かったですね。フリーになるのは退路を断つしかない。思い切ってやってもらいたいです」とエールを送った。
川田アナはフリー転向後について「ミヤネ屋で培った生放送で緊急対応できる力を生かせる、一番は情報番組をやりたいです」と意欲。報道陣から、4月にフジテレビが同時間帯にスタートする安藤優子(56)の大型情報番組への興味を問われると、宮根が川田アナに「いやそれはやったらアカンことやぞ。僕、フジテレビにスパイを放ってますんで情報入ってきますから」と釘を刺し、笑いを誘っていた。
一方、後任の林アナは学生時代に、宮根がかつて司会を務めていた大阪・朝日放送(ABC)「おはよう朝日です」でレポーターを務めていた間柄。宮根は「よくアナウンサーになれたな。ほんまのアホやと思ったことがありますが、言うと、読売テレビ人事部の失敗になる」と毒舌で“再会”を喜んだ。
大型裏番組との対決となることに宮根は「林マオには局アナとは思えんぐらいのツッコミを入れますが、今のスタイルでやっていきたい。しかし視聴率が上がって、林マオでよかったと言われたら、俺は気分が悪い」と新相棒をイジっていた。