パリでの同時多発テロを受け、フランス人の父と日本人の母を持つフリーアナウンサー・滝川クリステルが１５日夜、ブログを更新。犠牲者の冥福を祈るとともに、この日、都内のフランス大使公邸で献花したことも写真つきで報告した。また、フランス在住のいとこや友人が無事だったことを伝えた。

　ブログでは「パリでの同時多発テロ。犠牲者の方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。フランス大使公邸に行き、献花をしてきました」とまず、記した。

　現地時間１３日夜に発生したテロを受け、日本にいた滝川は、１４日朝から親戚に連絡を取っていたそうで、「従兄弟、友人の安否は確認できました」とブログで報告。「ただ、家から出ることがなかなかできないそうです。何度も連絡を取り合い、近況を伺っています」と状況を伝えた。

　五輪招致にも関わった滝川。「決して対岸の火事ではありません」と切り出し、「これから、日本でも、伊勢志摩サミット、ラグビーＷカップ、オリンピック・パラリンピックと様々な国際的なイベントが続きます。世界に注目される国として、どんな心構えが必要なのか。一人一人の危機意識も高めていかなければいけない」と日本の危機管理についても言及。

　「もう一つの自分の国に置かれている現状を目にし、改めて心に刻みたいと思います。」とつづった。