ＴＢＳの小林悠アナウンサー（３０）が４日、健康上の理由で依願退職した。同局がＦＡＸで発表した。３日に今春から参加予定だった「ＮＥＷＳ２３」（月～木曜、後１０・５４、金曜、後１１・３０）への出演取りやめが発表されたばかりだった。この日は金曜パーソナリティーを務めるＴＢＳラジオ「たまむすび」の生放送を欠席。「直接ごあいさつもできず申し訳ありません」という小林アナからの電撃退社を謝罪するコメントが代読された。

　小林アナはこの日、同局を通じて退社を報告した。「突然のご報告となりますが、このたび健康上の理由で退社することになりました。直接ごあいさつもできず申し訳ありません」とコメントを寄せた。

　報道番組での活躍が期待されていた中での退社だった。小林アナは１月２６日、膳場貴子アナ（４１）に代わって３月２８日からリニューアルする報道番組「ＮＥＷＳ２３」に出演することが発表されたが、３月３日に出演取りやめが明らかになったばかりだった。

　２月１日発売の週刊ポストで起業家との六本木デート報道で体調を崩し、退社へ傾いたとみられる。関係者によると、２月には退社の意向を固めていたという。結婚、妊娠、フリー転身などの話は聞いていないという。今後の活動は未定で、当面は休養に充てるとみられる。

　この日、生放送されたＴＢＳラジオ「たまむすび」では代役出演した堀井美香アナウンサー（４３）が、小林アナの退社や降板を謝罪するコメントを代読した。２０１２年の番組開始から４年間、タッグを組んだタレントの玉袋筋太郎（４８）は「しょーがねえよな。私なりのはなむけは『ばかやろうっ！』ってこと」と意味深な発言を入れながら再会を呼びかけていた。堀井アナが３月の代役を務める。

　小林アナが出演していた「報道特集」（土曜、後５・３０）、「Ｎスタ」（月～金曜、後３・５３）は代役を立てずに放送を続ける。「ＮＥＷＳ２３」は駒田健吾（４１）、皆川玲奈（２４）の両アナウンサーの起用が発表されている。