TBS社長 小林悠アナの退社「残念」

 TBSの武田信二社長は23日、東京・赤坂の同局で定例会見を開き、報道番組「NEWS23」のキャスターに抜擢されながら健康上の理由で退社した小林悠アナウンサー(30)について、退社時に小林アナが「(アナウンサーは)自分にはむいていない」と話していたことを明かした。

 武田社長は、「2010年に入社され、テレビラジオで大活躍してくれた。安定感ある方で、大変残念に思っているところ」と小林アナの退社を残念がった。

 小林アナと退社時に話をしたのか、という質問には、「直接話はしていない」とした上で、「退社されたので詳細は話せないが、人事やアナウンサー室の上司には、私はむいてないと。最終的な彼女の決意、それは固かった。何度も慰留したと聞いている」と話した。

 また、一部で小林アナが適応障害とも報じられたが「私は聞いてないし、そういったインタビューは承知しているが、それについて我々が詳細を語るべきではない」と多くを語らなかった。

 小林アナが出演していたTBSラジオ「たまむすび」の後任については8日までは堀井美香アナが務めるが、「15日以降は調整中。まだ話せる段階ではない」とした。また、NEWS23は4月から、朝日新聞特別編集員の星浩氏の新キャスター就任が発表されている。

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