４月末にフジテレビを退社する加藤綾子アナウンサー（３０）が２５日、都内で行われた、同局系新スポーツ情報番組「スポーツＬＩＦＥ　ＨＥＲＯ’Ｓ」（４月２日スタート。土曜深夜０・３５、日曜、後１１・１５）の会見に出席した。

　フリー転身後初のレギュラー番組で日曜のメーンキャスターを務める。４月１日に「めざましテレビ」を卒業し、同月末に退社する加藤アナは“所信表明”で、新生活を前に恋や結婚に前向きな発言も飛び出した。

　新たな出発へ向け、人気Ｎｏ．１アナウンサーの目が輝いた。スポーツ番組のＭＣに初挑戦する加藤アナは「取材を覚えていくのでワクワクしています」と期待を膨らませながら、「アスリートの意外な一面を引き出していけたら」と意気込んだ。

　２００８年に入社した加藤アナの生活は一変する。「めざましテレビ」で７年半務めた“朝の顔”に別れを告げ、“夜のフジテレビスポーツの顔”となる。深夜起床から夜型になり、フリーとなる５月以降は会社やスタジオに居る以外の時間も増えるという。

　恋愛は「こっそり頑張ります」と語ったが、「２人で食事をしてても書かれちゃうので気をつけないといけないですけど、４月（２３日）には３１歳。もう、おかしくないかな。意識せずいけたら」と周囲の目は“気にしま宣言”。２０代から憧れていた結婚は「いつかはしたい」と前向きだった。

　この日は事前特番（２９日深夜２・０５）の収録を行い、新番組で共演する先輩の佐野瑞樹アナ（４４）と掛け合った。今後、スポーツの現場に飛び出す加藤アナは会いたいアスリートとして、フィギュアスケートの浅田真央選手（２５）、この日、開幕したプロ野球では楽天のドラフト３位ルーキー・茂木栄五郎内野手（２２）を挙げた。

　５月からは局アナではなく、フリーとして古巣の番組に出演する。佐野アナから「急に偉そうになるのが不安。そういうボス資質がある」とけん制されると、「５月１日の私に注目してください」と笑顔。恋に仕事に胸をときめかせる加藤アナの、公私にわたる活躍が期待される。