綾瀬はるか カンヌ映画祭で仏語披露
女優の綾瀬はるか(30)、長澤まさみ(27)らが14日、フランスで開催中の第68回カンヌ国際映画祭で行われた映画「海街diary」(6月13日公開)の記者会見に出席し、仏語であいさつした。
綾瀬と長澤、夏帆(23)、広瀬すず(16)が4姉妹を演じる、是枝裕和監督(52)の最新作。神奈川県・鎌倉で暮らす3姉妹の元に、腹違いの妹(広瀬)がやってきてからの1年間を描いていく。
会見では、まず綾瀬が「ボンジュール、ジュスイ ハルカアヤセ」と自己紹介し、他の3人も同じように仏語でスピーチ。台本なしで演じた広瀬は「何も知らずフラットに撮影に臨み、本当にそのときの感情を出した。こんな感情もあるんだと思いました」と振り返った。
綾瀬はまた、4姉妹を演じるにあたり準備したことについて「撮影が始まる前に4人で交遊会として、撮影に使った家で掃除したり、そうめんを作ったり、草むしりをしました」と明かした。食事のシーンが多かったことについて広瀬は「全部おいしかったので、カメラが止まっていても食べて、太りました」と語った。
同作はコンペティション部門に出品されており、最高賞パルムドールなどの発表は現地時間24日に行われる。会見前のプレス試写では各国のメディアの評価も上々で「自然で非常に心を打つものがあった」「4姉妹、特に末っ子(広瀬)がとてもよかった」「センチメンタルな人間ドラマが描かれているので楽しめた」などの声が上がっていた。