哀川翔 大暴走「噛んでやろうか」
俳優の哀川翔(53)が16日、都内で主演映画「Zアイランド」の初日舞台あいさつを行い、司会者に「ケンカ売ってんのかよ?」と鋭い目を向けるなど“大暴走”。共演者や会場を沸かせた。
離島で元ヤクザたちとゾンビが戦う異色作。哀川自ら、お笑いコンビ・品川庄司の品川ヒロシ(43)に監督を依頼した芸能生活30周年記念作品とあって、この日はテンション高め。共演のシシド・カフカ(29)に「ゾンビになるなら、哀川さんにかまれたい」と言われるや、「噛んでやろうか?」とノリノリだった。哀川にツッコミを入れた司会者にもかみつき、品川らは「チンピラ感、はんぱない!!」と笑っていた。
84年に「一世風靡セピア」の一員として芸能界デビュー。節目の作品の初日を迎え、哀川は「30周年って黙ってても通り過ぎちゃうから、メガホンを取ってくれないかと品川君にお願いした。主演という“責”はもう来ないと思うけど、今回はきっちりやれたと思う」と感慨深げ。品川が続編の脚本を書いていることを明かし、「オレが企画とお金を持っていくよ」と笑顔を見せていた。
また、同作が今夏にカナダ・モントリオールで開催されるファンタジア国際映画祭に出品されることも発表された。