女優・吉田羊（年齢非公表）が１１日、都内でボイスキャストを務めた映画「アリのままでいたい」の初日舞台あいさつを歌手でタレントのＤＡＩＧＯ（３７）とともに行った。来場者の中から希望者１００人に、飼育歴１４年の俳優・哀川翔（５４）が羽化させた１００組のつがい（計２００匹）がプレゼントされた。

　吉田とＤＡＩＧＯもオスのカブトムシ２匹と写真撮影。ツヤツヤの１匹は吉田の腕を気に入ったのか、腕をズンズン登り、二の腕にぴたりと止まり、見事な“絵づくり”。吉田はあいさつ冒頭で「“ＹＳＤＹ”の吉田羊です」とＤＡＩＧＯ語のお株を奪う略語でも会場を沸かせ、ＤＡＩＧＯは「先にやられた」と悔しがっていた。

　１０日のブログで「目があったら手をふってね」と“ヒツジスト”と呼ぶファンに呼びかけていた吉田。この日、舞台あいさつ後に更新したブログでは「客席をじーっと見渡せば、目が合ってヒラヒラと手を振ってくれるヒツジストさんたちがあちこちに。おかげで舞台上からも分かりやすかったです。勇気を出して初めての手振り、本当にありがとう笑。」とファンに感謝。

　「舞台からは結構お顔見えてますし、私に関して言えば、『目が合った』と思ったら確実に目が合っているので、ぜひ今後は遠慮なく手を振ってください笑」とも呼びかけた。

　客席には「羊」と書いた手作りのうちわを持っている人もおり、「もうね、ぐっとあつがむねくなったよ」（※原文ママ）と胸が熱くなったことを伝えた。

　また、終演後には「出待ち」のファンもいたそうで、「『ようさん！』と声を掛けていただき、お手紙やらプレゼントやらもうびっくり。出待ちなんて、ＤＡＩＧＯさんのファンだとばかり思っていたので完全に油断してたよ笑」と感激。「そして、こんなことはそうそうない」と、許可を得て出待ちファンを撮影したことを明かしていた。