行定勲監督 アジア3カ国監督と合作へ
10月22~31日まで開催される「第28回東京国際映画祭」の記者会見が28日、都内で行われ、行定勲監督(46)らアジア3カ国の映画監督によるオムニバス映画製作プロジェクト「アジア三面鏡」が発表された。
行定監督、フィリピンのブリランテ・メンドーサ監督(54)、カンボジアのソト・クォーリーカー監督(41)が合作し、第29回となる来年の映画祭で上映予定という。
前日27日に3監督が集まって映画の構想を話し合ったばかり。韓国、中国、台湾で映画製作した経験のある行定監督は「このおふたりと1つの作品に取り組めるのは刺激的。アジア映画にものすごく影響を受け、目標としてきた。ホスト国(の監督)なので、潤滑油になれたら」と意気込みを語った。
会見では、映画祭のオープニング作品がアカデミー賞監督ロバート・ゼメキスの「ザ・ウォーク」、クロージング作品が佐藤浩市(54)主演の「起終点駅 ターミナル」(11月7日公開)に決定したことも発表された。