二階堂ふみ 小津作品で“東京弁”勉強
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女優の二階堂ふみ(20)が6日、都内で、主演映画「この国の空」(8日公開)のトークイベントを共演の工藤夕貴(44)、ゲストのエッセイスト・海老名香葉子さん(82)と行った。
終戦間近の東京を舞台に、母親(工藤)と暮らす主人公・里子が妻子ある銀行支店長との許されぬ恋に落ちていく終戦70周年記念作品。
沖縄出身の二階堂は「日本語がキレイな脚本だったので口調を作り込もうと、昔の小津監督の映画を見て、鼻濁音が混ざった“東京弁”の話し方を勉強しました。戦争を起こさないために、平和な日本とどう向き合っていくのか、今でも考えています」と神妙だった。映画を鑑賞した海老名さんは「里子ちゃん、立派でしたね」と演技を絶賛していた。