女優・桃井かおり（６４）が１６日、京都市で開催中の京都国際映画祭で、自身が監督・脚本・主演を務めた映画「Ｈｅｅ　ａｎｄ　Ｓｈｅ」（来年公開予定）をテーマにトークイベントを行い、「結婚」発言で驚かせた。

　米国に活動拠点を置く桃井は、映画製作費の都合もあり「節約で自分の家や服も使うしかなくて」と同作の撮影を米・ロサンゼルスの自宅も使用して行ったことを明かした。

　桃井は、英国でのバレエ留学時代に知り合った９歳からの幼なじみで、年上の音楽プロデューサーの男性と事実婚状態にあるが「結婚して３日目に（クランク）インしました」と微笑みながら明かし、驚かせた。

　ステージ上の映画関係者も「新婚旅行に行ってておかしくない時期だったもんね」とツッコミを入れられていた。

　桃井は１３年１月のイベントで約２年交際している「２歳ぐらい上」の恋人の存在をサプライズ告白。同年７月放送のフジテレビ系トーク番組「ぼくらの時代」で「来年（結婚）するよ、私。今年か来年したいかな、って」と結婚に踏み切ることを明言したほか、同年１０月のイベントでは「（結婚は）ダイヤをもらったらね」と結婚近しをうかがわせるコメントを連発していた。

　なお、米国の自宅の近隣に映画のカメラマンや、エンターテイメント分野を専門にする弁護士もいるそうで、「近所中が協力してくれたので、一回、近所で試写会を開かないといけないんです」と笑顔で撮影エピソードを披露していた。

　同作品は芥川賞作家の中村文則氏の「火」が原作。