小林聡美 動物保護センターの現状に…
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女優の小林聡美(50)が31日、東京・銀座で、主演映画「犬に名前をつける日」の初日舞台あいさつを行った。
山田あかね監督が、東日本大震災の被災地に残された動物の保護活動などをする人を追った200時間を超えるドキュメンタリー映像をベースに、小林演じるテレビディレクターのドラマを加えた作品。
犬と猫の命の現場でゆれる取材者に挑んだ小林は「最初、動物保護センターに行ったときは悲惨な現状に心痛めましたが、そこで動物たちの命を救う人たちもいっぱいいることに希望を感じました」と語り、「映画を観ていただき動物と人間の関係を見直すきっかけになれば」と願った。
山田監督は「4年の歳月を経てやっと完成し、この日を迎えることができました」と感無量の様子で、「一匹でも救えるんじゃないかと行動することで少しずつ世の中は変わっていくと思います。この映画は希望の映画です」と呼びかけた。