SW 「千と千尋」超えロケット発進
18日午後6時30分から全国一斉公開された映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の週末3日間の成績が21日、発表され、動員104万人、興収16・19億円を記録したことが分かった。日本歴代興収1位の「千と千尋の神隠し」(01年公開、興収302億円)が持つオープニング3日間の興収成績16・14億円を超えた。興収200億円の大台も見えてきた。
人気シリーズの10年ぶり新作。日本に先駆けて公開された北米では、前売りチケットだけで史上最高となる1億ドル(120億円)を突破、初日の興収2・38億ドルは歴代1位を記録している。他にもドイツ、スウェーデン、ノルウェー、オーストリアなど15カ国で歴代の記録を塗り替え、世界的なヒットとなっている。
日本では全国370館、958スクリーンで封切られた。
作品の評価は高く、米大手映画評論サイト「ROTTEN TOMATOES」では21日の時点で95点とエンターテインメント大作としては異例の数字を記録。アメリカ映画協会賞では作品賞トップ10に選ばれている。全米では、早くもシリーズ第1作「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」以来のアカデミー賞作品部門ノミネートを予測する声も上がっているという。
【日本歴代興行収入トップ5・オープニング成績】興行収入/オープニング成績
1位「千と千尋の神隠し」 304億円/16・14億(3日間)
2位「タイタニック」 262億円/5・13億(2日間)
3位「アナと雪の女王」 255億円/9・86億(3日間)
4位「ハリー・ポッターと賢者の石」 203億円/15・5億 (2日間)
5位「ハウルの動く城」 196億円/14・83億(2日間)