小栗・信長 天下統一だ!日本酒グイッ
俳優の小栗旬(33)が23日、都内で主演映画「信長協奏曲(コンツェルト)」の初日舞台あいさつを行った。全国325スクリーンで封切られ、配給の東宝は「興収30億円突破が確実」と発表。一人二役で演じた天下人・織田信長にちなみ、小栗は「天下統一目指して頑張ります」と酒だるを割った。
今年に入り、3週連続で興行ランキング1位を獲得しているのが「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」。“黒船”を倒して天下を取るため、小栗はテレビや雑誌など110の番組や媒体で大宣伝を展開してきた。
公開直前は21日深夜のスポーツ番組に始まり、ほぼ徹夜で22日早朝5時からフジテレビ系情報番組を電波ジャック。大トリの「みんなのニュース」では天気予報をリポートする無双ぶりだった。
約19時間の長期戦を終えて迎えた初日に、小栗は「嫌だって言わないとこんなにいろいろやらされる」と苦笑いしたが、それも思い入れの深さゆえ。2014年10月クールのドラマで“月9”史上初の時代劇としてスタートし、1年間以上携わってきた自信作だ。
壇上では金びょうぶをバックに大金杯で日本酒をグイッとあおり「これやばいっすね」と顔を上気させた。次の舞台あいさつでは、ほろ酔いで会話がおぼつかなくなったほど。果たして一足早い勝利の美酒となるか。