原田監督破顔「すっきり」作品賞受賞

 東京映画記者会(デイリースポーツなど在京7紙で構成)が制定する「第58回ブルーリボン賞」が、26日までに決定した。昭和天皇が太平洋戦争終結を決断するまでの濃密な経過を描く「日本のいちばん長い日」-終戦70年の節目にふさわしい骨太な映画で作品賞を受賞した原田眞人監督(66)は「すっきりしましたね」と破顔した。

 膨大な資料を読み解き、編み上げた一作。俳優陣も熱演で応えた。主演、助演合わせて男優4人がノミネートされ、昭和天皇を好演した本木が助演男優賞を受賞。原田監督は「今回の作品に続くものとして『日本国憲法』の映画を作れるかもしれない」「既に『真珠湾前夜』という脚本がある」と、さらなる作品の構想を明かした。また昭和天皇をオファーするなら本木?と聞かれると「もちろん!!」とニヤリ。“続編”の可能性もある?

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